オーラルフレイル・嚥下訓練

Step01

検査・診断

食べ物が噛みづらい・飲み込みにくい、滑舌が悪くなったなど、以前と比較して口腔機能の低下を感じる方は、まずはご相談ください。当院で患者さまの状態をヒアリングしたのち、オーラルフレイルの危険度や進行段階を診断いたします。年齢的には、全身疾患が起因するものでなければ50歳以上が対象になります。

Step02

リハビリ計画の策定

オーラルフレイルは老化に伴って生じることが多く、本質をご理解いただき、リハビリによって改善することは可能です。検査の結果をもとに、ライフスタイルや全身状態を考慮し、目標設定をしたリハビリ計画を策定いたします。

Step03

リハビリの実行

リハビリ計画に則り、オーラルフレイル改善に取り組みます。ご自宅でできるリハビリや歯科医師とともに取り組むリハビリがあります。それぞれリハビリ方法や注意点などを詳しくお伝えいたします。

Step04

リハビリの継続と計画の振り返り（再評価と継続管理）

オーラルフレイルは、高齢者や加齢とともに、にわかに自覚してくるもので、健康と機能障害の中間に位置します。必要な治療を行い、リハビリを継続することにより、機能回復を促し、健康状態に近づけることができます。また改善したとしてもリハビリを継続しないと、再びオーラルフレイルの危険性が上がります。7つの検査を行い、その結果から策定した計画に沿ってリハビリを行いましょう。その後は定期的に検査を行い、その結果から数値目標を設定し、改めて計画を作り直すことも必要です。（オーラル）フレイルに対するご理解を得て、口腔のリハビリの重要性をご認識頂き、歯科医師・歯科衛生士とともに「健康寿命の全う」を目指しましょう。