当院には、専属の院内技工士が在籍しています。これにより入れ歯の修理をスピーディーかつ高い技術力にて対応可能です。入れ歯の修理には数日かかることが一般的ですが、院内技工士がいる歯科医院では一日もかからず修理を行います。患者さまにご不便をおかけしますが、ご自分の入れ歯を早く快適に使っていただけるよう努めています。他院で作製された入れ歯でも構いませんので、お困りのことがあれば当院にご相談ください。
歯肉に触れる部分がプラスチックで作られている保険診療の入れ歯です。幅広い症例に対応していて、リーズナブルかつ壊れた際にも修理が容易です。しかし、ある程度の厚みが必要なので装着時に違和感を覚えたり、熱が伝わりにくかったり、味覚に影響が出たりすることがあります。
金属床義歯とは、歯ぐきなどの粘膜に触れる床部分が金属で作られている入れ歯です。金属なのでレジンに比べて強度があるため、面積を小さくしたり、薄く作ることが出ます。長期間の使用でも折れにくい、割れにくい傾向にあります。また、食べ物や飲み物の温度が伝わりやすいのも好評です。
治療回数/期間 |
治療回数:4回/治療期間:約1か月 |
費用 |
200,000~260,000円(税込) |
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Meritメリット
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できる。
- 金属を骨組み(フレーム)に使うため、頑丈な義歯を作製でき、しっかり噛める。
- 金属から熱が伝わり、患者さまが味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになる。
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Demeritデメリット
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかる。
- 金属アレルギーをお持ちの患者さまは使用できない可能性がある。
- 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合がある。
- 調整に難があります。
ノンクラスプデンチャーは、バネ部分が金属ではなく、歯ぐきの色に近い歯科用の樹脂で作られている入れ歯です。従来の入れ歯のようにバネが目立たないので、装着しても見た目が自然に近く、金具や金属は見えません。
治療回数/期間 |
治療回数:4回/治療期間:約1か月 |
費用 |
200,000~260,000円(税込) |
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Meritメリット
- 審美的に金属は見えません。
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できる。
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Demeritデメリット
- 保険が適用できないため自費診療となる。
- 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合がある。
- 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用いただけない。
従来の入れ歯は、クラスプ(入れ歯の針金)が目立ちやすく、審美面での課題がありました。そのようなデメリットを解決したのがアタッチメント義歯です。残存歯と入れ歯にアタッチメントと呼ばれる特殊な装置を組み込み、クラスプ(入れ歯の針金)を使わずに装置を固定することができます。
治療回数/期間 |
治療回数:4回/治療期間:約1か月 |
費用 |
200,000~260,000円(税込) |
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Meritメリット
- 装着した際の違和感が少ない。
- 安定感があり、強い力で噛むことができる。
- 入れ歯の針金がないため、見た目に目立ちにくい。
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Demeritデメリット
- 保険が適用できないため自費診療となる。
- 入れ歯を支える天然の歯に金属を埋め込むことが必要となる。
- 構造が複雑のため、症例によっては適応が困難になる場合があります。